クレジットカードを解約するときが、あなたにも必ずやってきます。
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しかし、解約時の手続きに関してはひっそりと記載されていることが大半です。
では実際にクレジットカードを解約するとき、どういう手続きを取る必要があるのでしょうか。
気を付けるべきことも含めてまとめていきます。
解約手続きの前に確認すること
1. カードの残高確認・精算
クレジットカードの解約前に最初にすることは、クレジットカードの未払残高の確認です!
通常の支払いだけではなく、リボ払いや分割払いの残高も必ず確認しましょう。
この支払いが完了しないと、解約手続きが進まない場合があります。
また、解約前に清算が必要になると、思わぬまとまった出費が早期に発生する可能性があります。
必要なお金が準備できるかどうかも見ながら、カードの解約ができるかを確認しましょう。
2.登録している支払い情報の変更
クレカを解約しても、私たちの生活はそのまま続いていきます。
公共料金や携帯電話料金、最近だとサブスクリプションサービスなど。
クレジットカードを利用して自動支払いを設定しているサービスは、支払い方法の乗り換えが必要です。
まずは解約するカードの明細を1年分さかのぼり、定額支払いをしているものを割り出しましょう。
その後各サービスのページに行き、他の支払い方法へ変更します。
さかのぼるのが1年分なのは、年間契約をしているサービスを見逃さないためです。
年間契約の場合、1年に1度しか支払い明細に表れません。
この支払情報の変更は面倒ですが、非常に重要なところなので、手間でも忘れずにやるようにしましょう。
3. カードのポイントやマイルの確認
クレジットカードを解約すると、ポイントやマイルも一緒に消滅することがあります。
必ず解約が実行される前にできる限りのポイントを消費するようにしましょう。
ちなみにリクルートポイントのようにカード自体に付帯していないポイントは、消滅の心配はありません。
解約時の手続きについて
解約前の確認が完了したら、次は実際にクレジットカード会社に解約を伝えましょう。
会社によって受け付けている解約方法が異なりますので、ここもしっかりと確認が必要です。
電話でのクレジットカードの解約
解約向けコールセンターへ電話をする方法です。
一度つながればスムーズかつ柔軟に対応をしてもらえます。
ただコールセンターの込み具合によってはかなり待たされることになります。
また最近は自動音声による対応で、会話を必要とせずに案内を受け付けてくれるところもあります。
AMEXに関しては基本的にこの電話での解約しか受け付けていません。
オンラインでのクレジットカードの解約
最近主流になっている解約方法です。
会社側が用意したフォームに入力をして送信します。
電話やチャットのようにその場で待たされることがなく、またリアルタイムでの会話を必要とせず自分のペースで進めることができます。
チャットサポートによるクレジットカードの解約
最近増えてきているのがチャットサポートによる解約です。
電話をするのは少し気が引ける…という方にお勧めの方法といえます。
ただ、こちらもオペレーターによるチャットの場合は申込者が多く混雑し、
かなり待たされることがあります。
*郵送によるクレジットカードの解約
最近ではこの手段を用意している会社は減っており、ほとんどありません。
お互いに郵送費と手間がかかるからでしょう。
各社の解約方法一覧
電話 オンライン チャット 郵送 解約 ページ 楽天カード 対応 対応 対応 非対応 三井住友NL 対応 対応 対応 非対応 JCB Card W 対応 対応 非対応 非対応 三菱UFJカード 対応 対応 対応 非対応 ファミマTカード 対応 非対応 非対応 非対応 リクルートカード 対応 対応 *提携先による 非対応 エポスカード 対応 非対応 非対応 非対応
楽天カード
楽天カードは基本的にチャットサポートでの解約を受け付けています。
手続きは会員ページである楽天e-naviから可能です。
またゴールドカードとプレミアムカードについては電話対応も受け付けており、カード裏面に記載されている番号から架電ができます。
三井住友カードNL
三井住友カードNLは主にオンラインと電話で解約を受け付けています。
オンライン解約の場合は24時間対応してくれて便利です。
会員ログインができる場合は会員サイトから、ログインができない場合はWEBフォームへ誘導される形となっています。
非ログインユーザーへの対応もわかりやすく、他サイトと比べても良心的な設計になっています。
JCB Card W
JCB Card Wは電話とオンラインで解約を受け付けています。
こちらも三井住友と同じく、マイページへのログインができる場合とできない場合で解約導線を分けています。
解約のしやすさはある意味でサービスへの自信の裏返しだといえるかもしれません。
三菱UFJカード
三菱UFJカードはSMSによる導線を用意しています。
登録電話番号を入れることで三菱UFJカードからSMSが届き、その先のフォームを入れていくことで解約を進めることができます。
また自動音声による電話対応もあり、大手銀行系のカードらしい手厚さが特徴といえます。
ファミマTカード
ファミマTカードは、今回紹介するカードの中で最も解約方法が少ないカードです。
対応しているのは電話での解約のみとなっています。
ファミマTカード自体他社に比べてそこまでクレカに手厚くリソースを避けていない印象があります。
このあたりのサーポートも結構大変なのかもしれません。
リクルートカード
リクルートカードは、どのブランドを使っているかによって解約の導線が変わってきます。
JCBの場合はJCBの解約ページで、VISA/MasterCardの場合はMUFGの導線になります。
エポスカード
エポスカードは基本的に電話対応をメインの解約対応としてます。
ユニークな点は他ではなかなか見られない「店頭来店での対応が可能」な点です。
全国のマルイには大抵対応カウンターがあるようなので、もし電話での手続きが不安な方はマルイに行くのも一つのオプションです。
まとめ:クレジットカードの解約
クレジットカードは私たちの生活にしっかりと根付いています。
それだけに安易に解約の選択を取ると、どこかで未払いが起きて生活に支障をきたすことがあります。
カードを使わないからといって即座に行うのではなく、以下のような事前準備をしっかりと行いましょう。
- そのカードが何に使われているかの把握
- そのカードに残ってるポイントやマイルの確認
以上、解約方法と気を付けることのまとめで市得た。