日本人ならコンビニを利用したことがない人はいないでしょう。
それくらい私たちの生活に根付いているコンビニ。日常的なお買い物に使っていることも多いはずです。
それなりの回数利用するのなら、クレカのポイントで還元を狙わない手はありません。
クレカ各社も生活に根付いたコンビニで使ってもらうために、
多額のマーケ費を投じてポイント還元を積極的に行っています。
では、具体的にどのコンビニでどのクレカを使うのが良いのでしょうか?
この記事ではコンビニ各社でのクレカごとの還元率を記載したいと思います。
コンビニ大手×クレカの還元率
コンビニ/クレカ 楽天カード 三井住友NL 三菱UFJカード ファミマTカード Amazonカード こんな人にお勧め 還元の安定感とわかりやすさを重視 徹底的に還元率を重視 手間なく高還元を狙う ファミマのヘビーユーザー Amazonとコンビニのヘビーユーザー 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5%~10% スマホのタッチ決済利用で最大10% 0.5%~5.5% 1000円の利用ごとに5.5% 0.5% 通常利用で0.5% 1.5% 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5%~7% スマホのタッチ決済利用で7% 0.5%~5.5% 1000円の利用ごとに5.5% 0.5% 通常利用で0.5% 1.5% 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5% 通常利用で0.5% 0.5% 通常利用で0.5% 0.5%~1.5% 通常利用で1.5% 公共料金の支払い等は対象外 1.5%
コンビニ3社でのクレジットカードの還元率を見ると、非常に高い還元率です。
三井住友NL
三井住友NLに関して。
スマホのタッチ決済を使うことでなんと200円ごとに7%の還元を実現しています。
通常利用が0.5%であることを考えると、かなりの高還元といえるでしょう。
三井住友NLで7%の高還元を実現するには、スマホタッチ決済を利用する必要があります。
具体的な方法は以下のリンク先をご参照ください。
もしアプリ連携が面倒であれば、タッチ決済でも1.5%が還元されます。
—————–*2024年10月追記———————————
三井住友カードがセブンイレブンでの還元率最大10%のプログラムを発表しました!
手続きは多少複雑になりますが、今のところこれが最高倍率です!!
—————–*2024年10月追記———————————
三菱UFJカード
三菱UFJカードも1000円の利用ごとに最大5.5%もの高還元を実現しています。
こちらも通常利用は0.5%です。
なのでコンビニ利用に対して5%もの上乗せをしていることになります。
2024年7月以前まで三菱UFJカードは年会費が1,375円かかっていまし。
しかし、2024年8月以降これが永年無料になりました。
高還元を狙っているのに年会費がかかってしまっては意味がありません。。
これは非常にポジティブな変更といえます。
楽天カード
クレジットカード大手の楽天カードは定常的にコンビニに絞ったキャンペーンは行っていないようです。
そもそもの通常還元率が1%と高いため、安定してポイントを得ることができます。
ファミマTカード
少しユニークなのがファミマTカードです。
ファミマTカードはファミリーマートが発行しているクレジットカードです。
そのためファミリーマートでの利用に特化してポイントがアップするように設計されています。
注意してほしいのは、公共料金の支払いなど一部のカテゴリーはポイントアップの対象外となっていることです。
では、コンビニではどのクレカを使うべきか
還元率重視なら三井住友NL
単純な還元率を狙うのであれば、三井住友NLが最大10%と抜きんでていますので、これを使うべきでしょう。
スマホ決済は少し手間なのですが、カードのタッチ決済は文字通りカードをタッチするだけで5% 1.5%の還元なので、簡単にできるはずです。
手間なく高還元を狙うなら、三菱UFJカード
三菱UFJカードも5.5%と高い還元率を実現しています。こちらには三井住友NLにあるようなタッチ決済/スマホ決済の条件はありませんので、より簡単に高還元を実現することができます。
ただこちらは1,000円ごとに5.5%というところに注意が必要です。
その月の利用金額の合計が1,000円増えるたびに5.5%、つまり999円であればポイントの高還元に当てはまらないということです。1,999円であれば1,000円分までしか高還元ポイントの対象にはなりません。
三菱UFJカード 利用金額の合計が1,000円未満でもポイントは付与されますか?
コンビニでそれなりにまとまったお金を使うのであれば、三菱UFJカードは有力な選択肢といえます。
ファミマヘビーユーザーならファミマTカードを
ファミマTカードはファミマのヘビーユーザーの方であれば十分使う価値があります。
コンビニの良いところは家の近くにあって便利なことです。わざわざ還元率を得るために遠くのセブンに行くのは本末転倒だと思います。
家から最寄りのコンビニがファミマの方は、ファミマTカードを検討してみてください。
安定感とわかりやすさを重視するなら楽天カード
キャンペーンに振り回されず、安定して高還元を受けたい方には楽天カードをおすすめします。
ご紹介しているカードの中で通常利用の還元率が一番高いのは楽天カードです(キャンペーンや条件がなく、シンプルに利用金額に対しての還元率)
ポイント付与も100円ごとに1ポイントと非常にわかりやすい設計のため、わかりやすさと安定感を重視するのであれば楽天カードを使いましょう。
もらえるポイントが使い勝手のいい楽天ポイントなのも楽天カードのメリットです。
ファミマへの還元率の低さは、資本関係が影響?
親会社の関係で還元が変わる?
本筋とは関係ないのですが、三井住友NLも三菱UFJカードもコンビニ3社の中からファミマだけ高還元の対象から外しています。
あくまで推測ですが、これは各コンビニの親会社が影響している可能性はないでしょうか。
セブンイレブン:独立系
ローソン:三菱商事
ファミリーマート:伊藤忠商事
三井住友NLは三井グループなので三井物産という大手商社がグループ会社にいます。
三菱商事にとっても三井物産にとっても伊藤忠商事はライバル会社です。
そのライバル会社が資本を持っているファミリーマートに対しては還元率を上げるキャンペーンはできないのでは…と邪推してしまいます。
ライバル企業に対してカードの還元率を低くするというのは珍しいことではありません。
ライバル企業への還元率の変更例
最近も楽天がAmazonに対して楽天カードの還元率を低く変更していました。
楽天グループ Amazonへの還元率の変更 2023年1月から
こちらは一年ほどで還元率を戻していましたが。
楽天グループ Amazonへの還元率の変更 2024年8月から
ポイントは魔法のように生み出されているわけではなく、使われた分だけポイント発行企業がその費用を負担する必要があります。
企業からすれば、できるだけ自社のサービスに有利な形で使ってほしいはずです。
ポイント発行には各企業の狙いが込められています。
私たちはその狙いを理解したうえで、最も自分に有利になるように賢く使っていくことが大切です。
以上、コンビニにおけるクレジットカードの還元率に関してでした。
コンビニ/クレカ 楽天カード 三井住友NL 三菱UFJカード ファミマTカード Amazonカード こんな人にお勧め 還元の安定感とわかりやすさを重視 徹底的に還元率を重視 手間なく高還元を狙う ファミマのヘビーユーザー Amazonとコンビニのヘビーユーザー 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5%~10% スマホのタッチ決済利用で最大10% 0.5%~5.5% 1000円の利用ごとに5.5% 0.5% 通常利用で0.5% 1.5% 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5%~7% スマホのタッチ決済利用で7% 0.5%~5.5% 1000円の利用ごとに5.5% 0.5% 通常利用で0.5% 1.5% 1.0%~1.5% 楽天カード×楽天ペイ支払いで1.5% 0.5% 通常利用で0.5% 0.5% 通常利用で0.5% 0.5%~1.5% 通常利用で1.5% 公共料金の支払い等は対象外 1.5%